科学者でも、予知能力者でもないからね… | Around the Corner

科学者でも、予知能力者でもないからね…

先週の日曜日から腰が痛い。

日曜のスタジオ終えてから、しばらくして「あっ、痛いかな?」だったのが水曜日には激痛になった。

原因というか、きっかけが分からない。

木曜日に病院へ行ったが、そのきっかけが分からないので「絶対にこれです!」という断言ができないらしい。

レントゲン写真の前でいろいろな可能性を説明してもらい、結局、湿布とコルセットもらって様子見することになった。

実は、コルセット初体験。あまり味わいたくない始めてだ。



某所で。


yosh_guanは理系だったよね? ぶっちゃけ、どうなりそうなのか教えてほしいよ。 RT @yosh_guan: @…… もうひとつ。再臨界の噂について。 http://bit.ly/gGWxH0


というRTをもらった。福島原発1号機再臨界の可能性云々についてのリプライした、そのRTだ。的外れかもしれないけれど、こんな文章を打った。4月2日の深夜。


@…… 福島原発に限定しても「ぶっちゃけ」は予測できません。実際、専門家の解説は初期(水素爆発)の時点で説得力がなくなりました。理系の括りでいうと0%か100%起こる事象でないと「絶対」の言葉は使いません。今、その「絶対」がない状況です。(つづく)

@…… ただ、自分なりに「ぶっちゃけ」ると、再臨界よりも、「放射性物質は漏れている」がどこからなのかどの程度なのかは分からない、施設破壊の詳細と含めて、正確な公表が出るまではあらゆる可能性があるかと。余震も続いてますし予断を許さない状況だと思います。


で、少し迷ってから、もうひとつ、こんなのを打った。


@…… Twitterも難しさを改めて実感しました。他にも思うことは多くあるのですが。文字数制限。ブログに書き連ねます。


ということで、超個人的な呟きの前置きを連ねてみる。



自分は確かに理系だったけども、科学者でも、ジャーナリストでも、予知能力者でもない。なんとなく理系を選んだぐらいの、いい加減な奴だ。ただ、3月11日以降、似非科学者やジャーナリストや予知能力者が溢れていた状況を、あまり好ましいとは思っていない。どちらかというとイヤだ。


東日本大震災を、全体としてみると、どうしても焦点がぼけてしまう。それは被害はもちろんのこと、今後のことを考えると、あまりにも大きすぎるからだと感じていた。某大臣が語った「戦後最大の国家的危機に直面している」は文字通り、その通りだと思っている。


だから、福島原発のことだけに焦点を絞った。エネルギー問題。原発に賛成・反対に関しては横に置かせてもらった。本当は、すごく大切な話だとは思うけど、現実に起こってしまった以上、その話を加えると観点がずれるような気がしたからだ。



誤解承知で、簡単にまとめるとこんな感じかな?

この3つが、頭の底にあってのリプライだった。




その後、高濃度の放射能汚染水漏れが公表された。亀裂が一箇所かすら分からない。まだ施設破壊の全容なんて、一般庶民には謎の謎だ。

ここ、西日本(京都)では、TVでのニュースが減った。エジプトの反政府デモ並とまでとはいえないけども、情報量はそれに近くなってきたんじゃないかと感じている。

まじめに恐い。




これ、腰痛紛らわしの文章。でも、痛みからは逃げられない。根源から目を背けるのは難しいのを実感。

ちなみに腰痛と福島原発に因果関係なし。それだけは確実な真実。